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ピルについての避妊問題 [避妊法のご紹介]

1.なぜピルを飲むと妊娠しないの?
ピルは、女のコのからだにある卵巣から分泌されている黄体ホルモンと卵胞ホルモンと同じものが化学合成されたもの。だからピルを服用すると、このふたつのホルモンが、排卵後と同じ状態をつくりだして「視床下部」や「脳下垂体」っていうところに『もう排卵は済んだよ』と知らせる。すると今月分の仕事は終了!ってことになって、排卵を起こすホルモンが止められるという仕組みなんだ。

2.ピルの避妊効果は?
ピルは指示通り正しく飲むことが大事。きちんと飲めば、妊娠する確率は0.1%.でも、飲み忘れた人を含めると妊娠率は約5%といわれている。飲み忘れしないことが大切なんだ。

3.どうやって飲むの?
低用量ピルは「月経の第1日目」から飲み始める。サンデーピルといって「月経が始まった最初の日曜日」から飲み始めるものもあるが、基本的には指定された日から1日1錠飲みつづける。毎日、決まった時間に飲む習慣を身につけよう。朝起きたときでもいいし、夜の歯磨きのときでもいい。毎日必ずやっていることと一緒に飲めば、飲み忘れを防止できる。

でももし、飲み忘れたときはこれから言うことを覚えておいて。
飲み忘れが24時間以内だったら気付いた時点で1錠、さらに予定時刻に1錠飲む。予定時間に「昨日飲み忘れた!」って気付いたら2錠飲む。それ以上時間がたってしまっていたらピルを飲むのをやめて、次の月経を待って新しいシートで飲み始める。もちろん飲み忘れた日から避妊効果はないと考えるように。月経周期を崩したくなければ続けて飲んでもいいよ。ただしつぎのシートに入るまでは、避妊効果はないと考えてね。

それと、月経開始後最初の日曜日から飲み始めるほうを選んだ人は、その飲み始めが6日目と7日目になる場合に限り(つまり月経初日が月曜日と火曜日の人)最初の一週間だけ別の避妊法を併用しなければいけない。

さまざまな避妊方法 [避妊法のご紹介]

避妊とは手術、避妊具、避妊薬などの手段を用い、受精卵の着床を妨げて、望まぬ妊娠を避けることです。以下の通りに、避妊にもいくつの方法があります。

ペッサリーという避妊具
もっとも普通な避妊具はコンドームですね。でも、それ以外も、ペッサリーというものがあります。
ペッサリーとしてはコンドームと似ていて、女性の子宮口に蓋のように装着する事で精子が子宮内に到達するのを防ぎます。装着の方法が難しく、装着の指導を受ける必要性や、膣や子宮入り口のサイズ・形状などに個人差がある事から、産婦人科で診察を受ける必要があるため、あまり一般的ではありません。また、避妊効果も高いとは言えず、感染症の予防にはならないといえます。また、ペッサリーを使用する際には両面に殺精子剤を塗って使用します。

殺精子剤とはどんなものですか?
殺精子剤は薬局で手に入れる事が出来で、子宮内に精子を殺す薬を膣内に挿入する避妊薬です。薬品の効果には精子を完全に殺すものや、動きを鈍くするものなどがあり、薬剤にも錠剤、フィルム状、ゼリー状などがあります。

使用方法は膣内に挿入するだけなのですが、効果が発揮される時間が短く、また効果が発揮されるまでに時間がかかるので、避妊方法としては失敗の確率がたかく、避妊効果が高いとはいえません。

緊急避妊ピルはもっとも流行な避妊方法です
緊急避妊法とは、腟外射精の失敗、コンドームの破損や脱落などによって妊娠する可能性が高い場合に、どうしても妊娠を回避したい場合には一時的に使用される避妊法です。
また、避妊せずにセックスしてしまった場合やレイプ被害にあった場合などに緊急避妊に使う方法です。決して通常の避妊目的に常用すべき方法ではありません。もっとも流行な緊急避妊法としては緊急避妊ピルです。
緊急避妊ピルを飲むと絶対に妊娠しないわけではありませんが、かなりの避妊効果があります。いろいろな文献から見ると、この方法によって妊娠してしまう危険が平均75%も減ります。
もちろん、これは25%の人が妊娠するということではありません。妊娠しやすい時期に無防備にセックスをした人が100人いたとして、普通なら8人が妊娠するところがこの方法を使うと2人しか妊娠しないってことです。つまり、この方法を使っても妊娠してしまう危険率は2%だということです。
緊急避妊ピルはセックスの後にできるだけ早く内服を開始した方が効果が高くなります。例えば、12時間以内に開始すれば失敗率は0.5%ですが、72 時間後にやっと内服した場合の失敗率は4%まで上昇します。また2回目の内服を忘れると避妊効果が落ちるので必ず忘れないようにする必要があります。

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